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【暑さ対策!】外壁塗装の色が室内温度に及ぼす影響

2024-07-22
7月も後半に差し掛かり、大変暑い日が増えてきました。
昨今、家の性能を向上させて省エネルギー化を
実現しようとする動きが増えてきています。
今回は、外壁塗装の”色”に注目し、
外壁塗装の色が室内の環境に及ぼす影響をまとめてみました。
 
外壁塗装の色は、建物の室内温度に大きな影響を与えることがあります。
以下、色と室内温度の関係について詳しく説明します。
 
まずは、基本的な原理です。
色と光の反射・吸収
明るい色(白、淡い色): 光を反射しやすく、
熱をあまり吸収しないため、建物の外壁が暑くなりにくく、
室内温度も上がりにくいです。
 
暗い色(黒、濃い色): 光を吸収しやすく、
熱を多く取り込みます。そのため、外壁が暑くなりやすく、
室内温度が上がりやすくなります。
 
上記内容を踏まえた影響は以下の通りです。
外壁の色と熱負荷
白色や淡い色: 白や淡い色の外壁塗装は、太陽光の反射率が高く
、太陽からの熱を効果的に反射します。
この結果、外壁が熱くなりにくく、室内の温度上昇も抑えられます。
 
黒色や濃い色: 黒や濃い色の外壁塗装は、太陽光を多く吸収し、
外壁が熱を蓄えることになります。
この熱は壁を通じて室内に伝わり、室内温度が上がる原因となります。
 
エネルギー効率への影響
エアコンの使用量: 外壁の色が影響する室内温度は、
冷房や暖房の使用量に直接関係します。
明るい色の外壁塗装は、夏場の冷房負荷を減らすのに役立ち、
エネルギー消費を抑えることができます。
 
建物の断熱性能: 外壁の熱吸収に応じて断熱性能も重要です。
外壁色とともに、断熱材の使用や建物の構造がエネルギー効率に寄与します。
 
実際の影響と選択
地域の気候
暑い地域では、白や淡い色の外壁が効果的です。
一方、寒冷地域では、黒や濃い色の外壁が冬季の暖房効果を高めるため有利になることもあります。
 
 
塗料の技術も革新が進み、遮熱や断熱対策に有効な専門性の高い塗料も開発されています。
 
遮熱塗料: 現在では、色に依存しないで熱反射性を高める遮熱塗料も存在します。
これにより、好きな色を選びながらも、熱の吸収を抑えることができます。
 
実験・研究データ
いくつかの研究や実験では、白色や淡色の外壁塗装が、
黒色や濃色の外壁塗装と比較して、表面温度が最大10度以上低くなることが示されています。
これにより、室内温度が数度下がり、
冷房エネルギーの節約が期待できることがわかっています。
 
まとめ
明るい色の外壁: 光を反射しやすく、室内温度の上昇を抑える。
暗い色の外壁: 光を吸収しやすく、室内温度が上がりやすい。
遮熱塗料の使用: 色に関係なく、熱の吸収を抑える。
どの色を選ぶかは、地域の気候条件や建物の用途、
エネルギー効率の観点から総合的に判断することが重要です。
 
 
快適に過ごすうえでは上記が基本的な考え方になりますが、
お客様ごとに色の好みがあるかと思います。
 
選択に迷った場合には、ぜひ一度ご相談ください。
多角的な観点から最適なご提案をいたします!

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